オフフレーバー研究会とは

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設立趣旨

会長 佐藤吉朗

会長 佐藤吉朗

21世紀に入った現在、地球規模でみると十分な食料が供給されていない地域もある中、日本国内において我々は豊かな食環境に囲まれています。そのような中で我々が食品に求めるものはおいしさにとどまらず、安全性という点です。

国においても、食品安全基本法が制定され、内閣府食品安全委員会の設置によりさらに食品の安全性に関心が向いています。消費者の求める安全性は、無添加、無農薬といった点に集中していますが食品製造において、実際に問題となっているのは食中毒に直結するようなものではなく、オフフレーバー(異臭)といった、食品の品質に関わるものが多いのが現状です。

オフフレーバーは、ほとんどの場合、健康に直接影響はないものの、消費者が匂いから感じる食品へのイメージが非常に悪いということが挙げられます。この問題に対して、販売元、製造元の消費者への対応如何によっては商品の売り上げを大きく左右することにもなりかねません。オフフレーバーといっても生産者側においても、必ずしも正しい理解が得られているわけではなく、食品の製造、流通、販売において正しい、共通の認識を持つことが重要です。オフフレーバーは、極微量で発生することもあり、原因を特定することも難しい場合があり、オフフレーバーを扱う品質管理部門においても長い経験を必要とし、原因究明における設備にも高額な投資が必要となってきます。

このような背景のもと、食品関係者がこれまでの経験等を持ち寄って、科学的に討議し、オフフレーバーをいかにして防いでゆくかを討議してゆく場を作りたいと考えております。おいしく、安全な食品を安心して提供できる環境を整え、社会に貢献することを研究会設立の趣旨とします。

2011年6月 会長 佐藤吉朗

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