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Q6. オフフレーバー分析に使用する器具類の取扱いについて教えてください。

器具はにおい物質が収着しにくい材質(ガラス、陶磁器など)のものを用います。

プラスチック製の場合、モノマーや添加物が揮散する可能性があり、金属製の場合は脂質の酸化反応が進んでしまう場合や、イオウ化合物は硫化物を形成する可能性があるため、使用を避けます。
使用後の器具は香料が含まれない洗剤で洗い、エタノールなどの溶媒ですすぎ、清浄な乾燥機で加熱し、使うまでアルミホイルで包みます。
使用前にはにおいが収着していないことを嗅いで確かめます。
抽出・捕集装置及びGC/MS装置などは実際の使用温度より少し高めの温度で「焼き出し」しておきます。

第7回勉強会の要旨集を参考にして下さい(p. 39)。

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