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昨年(平成23年)発足いたしましたオフフレーバー研究会は、同年7月に第1回勉強会を開催いたしました。本年無事に第2回勉強会を開催いたしましたので、その内容についてご紹介いたします。
第2回勉強会は平成24年7月20日(金)に東京家政大学におきまして開催されました。今回の勉強会の目的である「食品業界におけるオフフレーバー問題の実際について」および「オフフレーバー分析における高額機器を所有しない団体への支援」について相応しい講師の先生方に講演を依頼致しました。
の5名の講師の方々の御講演になります。講演としましては、GCとにおい嗅ぎ装置を組み合わせた。GC-Olfactmetryの役割についてその重要性が特に強調されたのが印象的でした。
今回の勉強会参加者の内訳は、食品製造(45%)、検査機関(12%)、試薬機器メーカー(11%)、包材関連(8%)、香料関連(8%)、流通(6%)、以下公共研究機関、化粧品、教育機関、マスコミ、電気、自動車、製薬関連の方に計212名参加頂きました。食品関係とは直接関連のない分野からも多数ご出席いただき、オフフレーバー問題の潜在的な大きさを実感いたしました。私どもは食品のオフフレーバー研究会を立ち上げましたが、世の中では環境を含め各所でにおいについての問題が持ち上がっていることが今回の勉強会で認識されました。
オフフレーバー研究会会長 佐藤吉朗(東京家政大学)
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